<Header>
<Author: 杜審言>
<Title: 贈蘇味道>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 唐詩選　上>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 蘇味道に贈る>
<BookPage: 269>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
北地寒應苦，
南庭戍未歸。
邊聲亂羗笛，
朔氣卷戎衣。
雨雪關山暗，
風霜草木稀。
胡兵戰欲盡，
虜騎獵猶肥。
雁塞何時入，
龍城幾度圍。
據鞍雄劒動，
插筆羽書飛。
輿駕還京邑，
朋遊滿帝畿。
方期來獻凱，
歌舞共春輝。
<End Poem>
<Translation>
北地はこのごろの寒さがきびしいので、さぞ苦勞なことであろう。要塞の守備兵はまだ歸ってくることはできない。蠻族の土地で聞こえるものは彼らの吹く笛の音であろう。嚴寒の風氣が身にしみ、軍服を吹きまくることであろう。雨や雪がふりしきって關山は暗く、風や霜にいためられて草木もまばらにはえているに過ぎない。さすが頑强をきわめた敵兵も今はよぅやく潰滅に瀕しているが、わが軍は後のわさわいをのこさないように、これを十重二十重に包圍して徹底的に掃討しようとしている。いまや、雲も清く晴れて、不吉な戦亂を暗示する星も姿をかくし、秋もたけて、邊地は馬肥える時候となった。おそらく將軍は鞍によって名劍をふるわれるだろうし、これに對して君はその職掌柄、筆を走らせて火急の命令交書を草していられることだろう。
東都洛陽へ行幸になっていた皇帝も、ちょうど長安に還御あそばされた。首都一帶は浮きたっているし、舊友たちもみんな集まっている。どうぞ一日も早く勝利をおさめて凱旋し、來春早々には多くの朋友とともに歡迎の酒宴を開き、歌舞して戦勝を祝賀し、聖代の恩澤に浴したいと、一同期して待っている。
<End Translation>
<Formatted Translation>
北地はこのごろの寒さがきびしいので、さぞ苦勞なことであろう。
要塞の守備兵はまだ歸ってくることはできない。
蠻族の土地で聞こえるものは彼らの吹く笛の音であろう。
嚴寒の風氣が身にしみ、軍服を吹きまくることであろう。
雨や雪がふりしきって關山は暗く、
風や霜にいためられて草木もまばらにはえているに過ぎない。
さすが頑强をきわめた敵兵も今はよぅやく潰滅に瀕しているが、
わが軍は後のわさわいをのこさないように、これを十重二十重に包圍して徹底的に掃討しようとしている。
いまや、雲も清く晴れて、不吉な戦亂を暗示する星も姿をかくし、
秋もたけて、邊地は馬肥える時候となった。
おそらく將軍は鞍によって名劍をふるわれるだろうし、これに對して君はその職掌柄、筆を走らせて火急の命令交書を草していられることだろう。
東都洛陽へ行幸になっていた皇帝も、ちょうど長安に還御あそばされた。
首都一帶は浮きたっているし、舊友たちもみんな集まっている。
どうぞ一日も早く勝利をおさめて凱旋し、來春早々には多くの朋友とともに歡迎の酒宴を開き、
歌舞して戦勝を祝賀し、聖代の恩澤に浴したいと、一同期して待っている。
<End Formatted Translation>